マルウェア「Emotet」に関する注意喚起
2022.02.21(月)
- お知らせ
- 注意喚起
昨年11月から活動を再開した「Emotet」(エモテット)と呼ばれるウイルス感染を狙う攻撃メールが、国内の組織へ広く着信し、感染被害が急拡大しています。
この攻撃メールは過去にメールのやり取りをしたことのある文面や相手の氏名等を使った、巧妙な偽装が施されています。自身の端末が感染してしまった場合、メールソフト内に保存されている機密情報やアドレス帳の漏えいや、その他悪意のあるマルウェアをダウンロードされるなどの被害を引き起こす可能性があります。
自組織が被害に遭わないよう、改めて従業員への注意喚起を行うとともに、技術的対策の再確認をおすすめします。
つきましては、IPA「独立行政法人情報処理推進機構」が広報しております、「攻撃メールの文面の例」等をご参照いただき、ご注意いただけますようお願い申し上げます。
■Emotet(エモテット)とは
Emotetは単体で感染することは少なく、認証情報を盗み出すトロイの木馬や身代金を要求する
ランサムウェアと一緒に感染することが多いマルウェアです。
Emotetに感染するということは、あらゆるマルウェアに感染するリスクを含むことになります。
■参考情報
・IPA「独立行政法人情報処理推進機構」
Emotetの攻撃活動の急増 (2022年2月9日 追記)
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html#L18
・JPCERT/CC「JPCERTコーディネーションセンター」
マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html
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