クラウド型ファイルサーバー導入のメリット・デメリット!選び方やおすすめのサービスも紹介

2023.03.30(木)

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クラウド型ファイルサーバー導入のメリット・デメリット!選び方やおすすめのサービスも紹介

企業のデータを保管・共有するために利用されるファイルサーバー。
従来では、オンプレミス(自社構築)でファイルサーバーを運用する方法が一般的でしたが、社外とのデータ共有に課題がありました。

近年は、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるよう「働き方改革」が推進されています。そんな中で、企業もフレキシブルな働き方を実現するひとつの手段として、クラウド型ファイルサーバーの利用が増加傾向にあります。クラウド型ファイルサーバーは、オンライン上にデータを保管できるため、社内外や拠点間でのデータ共有がしやすくなるためです。

本記事では、クラウド型ファイルサーバーの概要や導入するメリットなどを解説します。

クラウド型ファイルサーバーとは

クラウド型ファイルサーバーとは、クラウド上に構築されたファイルサーバーのことです。インターネットなどを通じてサーバーにアクセスし、各種デジタルファイルの保管・管理・編集を行うことができます。
一般的にクラウド型ファイルサーバーは、クラウド事業者が提供するファイルサーバーを利用して自社のデータを保存・管理します。

もちろん、ファイルサーバーの構築・運用はオンプレミスで行うことも可能です。
クラウド型とオンプレミスのファイルサーバーではどんなところが異なるのか、次項で確かめていきましょう。

オンプレミス型ファイルサーバーとの違い

オンプレミス型ファイルサーバーは、自社でサーバーやストレージなどを設置して、運用・管理する方法です。この場合、自社でサーバーやストレージなどの機器を準備する必要があります。
よって、機器の調達・環境の構築で導入までに時間がかかり、その後も、自社ですべての運用を行うことになります。

対して、クラウド型ファイルサーバーは、自社でサーバーを用意する必要がなく、構築もオンプレミスよりも素早くできるので、導入までのスピードが早いのが利点です。

また、クラウド型ファイルサーバーは、オンライン上にデータを保存します。ユーザーがインターネットに接続できる環境であれば、社外でも社内の別の拠点でも、場所を問わずデータにアクセスが可能です。とても便利で柔軟な働き方を実現できます。

クラウド型ファイルサーバーの機能

クラウド型ファイルサーバーとオンプレミス型ファイルサーバーの違いが分かったところで、クラウド型ファイルサーバーの代表的な機能を見ていきましょう。

機能

概要

ファイル保管・共有

オンライン上にファイルを保管・共有できる機能。

データバックアップ

ファイルサーバーに保管したデータのバックアップを取得する機能。万が一データを紛失しても復旧できる。

暗号化

ファイルを暗号化し、第三者への情報漏えいを防ぐ。

アクセス権の設定

ファイルサーバーやファイルにアクセスできるユーザーを設定・管理する。

上記以外にもクラウド型ファイルサーバーにはさまざまな機能があります。その内容を確かめて、自社に適した機能を盛り込んで活用しましょう。

クラウド型ファイルサーバーを導入するメリット

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クラウド型ファイルサーバーを導入するメリットを以下にまとめます。

  • 素早く導入できる
  • 運用コストを削減できる
  • 運用・保守の負担を軽減できる
  • データを共有しやすくなる
  • リソースの拡張がしやすい
  • 災害時のリスクヘッジになる

1つひとつ解説していきます。

素早く導入できる

クラウド型ファイルサーバーは、オンプレミスと比較して導入までの期間を短縮できます。サーバーやストレージなどの機器を用意する必要がないことが大きな要因です。
クラウドサービス上でアカウントを開設し必要な設定を行えば、すぐにクラウド上のファイルサーバーを利用できます

オンプレミス環境の構築において機器を用意する場合、利用目的に応じたサイジング(※)や納期に時間がかかります。
サーバー構築を含めると、ファイルサーバーの導入を決めてから利用開始までに1ヵ月以上かかることも珍しくありません。

(※)サイジング=システムを構築する際に必要なサーバーやネットワークなどのリソースを見積もること、あるいは用意しておくこと

運用コストを削減できる

クラウド型ファイルサーバーを活用することで、運用コストの削減が可能です。
機器を用意しないため、サーバーやストレージはもちろん、バックアップ用のハードウェアやUPSなども不要です。このような初期費用だけでなく、保守費用やサーバーを稼働させるための光熱費、設置スペースなどのコストもかかりません。

また、クラウド型ファイルサーバーの料金体系は、提供するクラウド事業者のサービス形態に応じ「従量課金制」または「定額制」となります。
自社の利用状況に適した料金プランを契約できるため、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

運用・保守の負担を軽減できる

クラウド型ファイルサーバーは、自社での運用・保守の負担を軽減できます。利用するファイルサーバーの運用・保守をクラウド提供会社が担うためです。
例えば、以下のような業務をクラウド提供会社が担います。

  • 定期的なバックアップ
  • OSアップデート
  • データの暗号化
  • ウイルス対策
  • 正常稼働のモニタリング

このように、自社ですべて運用する場合に比べサーバー運用担当者の業務負担を減らせるうえ、ファイルサーバーの安定稼働も実現することができます。

データを共有しやすくなる

先にも述べた通り、クラウドフ型ァイルサーバーは、オンライン上でデータを保存・管理します。
インターネットに接続できる環境であれば、場所を問わず必要なデータにアクセスが可能です。
ユーザーが社内にいなくても、外出先や遠方の拠点からでも容易にデータ共有・連携ができて便利です。

また、クラウド上の操作はリアルタイムで更新されるのも利点です。
ファイルサーバーにアクセスするだけで瞬時に更新したデータを閲覧したり、複数人で共同作業をしたりできます。共有したいデータをメールやチャットに添付して送信する必要もなく、スムーズなデータ共有ができます。

リソースの拡張がしやすい

クラウド型ファイルサーバーは、必要に応じてサーバーやストレージなどの容量を簡単に拡張できます。
例えば、小規模環境から開始して、事業の拡大や利用人数の増加に合わせて、ファイルサーバーの拡張を適宜行う、などといったフレキシブルな活用が可能です。

オンプレミス環境の場合、容量が不足したら機器の追加をしなければなりません。
機器の調達や構築には時間がかかるため、すぐにはリソースの拡張はできません。
また、リソースの縮小をしたい場合も、機器の電源停止や取り外しが必要となり、業務に影響が出てしまいます。

ビジネスの状況に応じて、柔軟でスピーディーな活用ができることは、クラウド型ファイルサーバーの大きなメリットと言えるでしょう。

災害時のリスクヘッジになる

クラウド型ファイルサーバーを活用すると、災害時のリスクヘッジにもつながります。
クラウド事業者が提供する基盤は、データセンターで管理されています。データがオフィスとは異なる場所に保存されているため、自然災害や火災などで自社オフィスが利用できなくなってもデータを保護できます。

また、クラウド事業者のデータセンターには耐震・免震などの対策がされており、災害の影響を受けにくいよう工夫されています。さらに、万が一の事態に備えて、予備の機器や電源などが準備されているため、緊急事態に陥っても安定した稼働ができます。
このように、クラウド型ファイルサーバーを利用することで、災害によるデータの破損・紛失が起こるリスクを最小限に抑えられます。

クラウド型ファイルサーバーを導入する際のデメリット・注意点

メリットの多いクラウド型ファイルサーバーですが、導入する際のデメリット・注意点もあります。

  • 機能のカスタマイズ性が限られる
  • 通信環境の影響を受けやすい
  • ランニングコストがかかる
  • セキュリティリスクがある

それぞれ参考にしてみてください。

機能のカスタマイズ性が限られる

クラウド型ファイルサーバーは、提供元であるクラウド事業者が定めた範囲内でしかファイルサーバーの機能を拡張できません。そのため、利用するクラウドサービスによっては、基幹システムの連携といった複雑な機能を実装できない可能性があります。

サーバー機能のカスタマイズ性は、自社で機器を用意し要望に合わせて細かく機能を実装できるオンプレミスのほうが優れていると言えます。
ただし、クラウド型ファイルサーバーには、あらかじめ業務に活用できる機能が豊富に用意されています。 また、ハイブリッドクラウドという、クラウドとオンプレミスを併用するシステム構成も可能です。
ファイルサーバーの運用で、どこまでの機能を必要とするのかを見極めて、自社に最適な形を目指していきましょう。

通信環境の影響を受けやすい

クラウド型ファイルサーバーは、インターネットに接続できないと利用できません。
利用者の通信環境によっては、データが同期されなかったり、操作が遅延したりするなど利用しづらい可能性があります。

クラウド型ファイルサーバーを導入する際は、通信環境を整備すると安定してサービスを利用できるので、併せて検討しましょう。
一例として、インターネット接続のプランを見直す、他の通信の影響を受けない自社の専用線を用意するなどがあります。

ランニングコストがかかる

クラウド型ファイルサーバーの利用には、ランニングコストがかかります。
機器を用意しないため初期費用は抑えられますが、継続してランニングコストがかかるため利用状況を注視しましょう。

クラウド型ファイルサーバーの費用は、大きく従量課金制定額制の2つに分けられます。
従量課金制は、毎月利用した分の費用が請求されます。この「利用した分」は何を元に課金されるのかを把握して、予想以上の費用になっていないかを定期的にチェックしましょう。
定額制は毎月一定の費用が請求されますが、利用枠を超えると追加費用が発生しますので、適切なプランを選択できているかを押さえておく必要があります。

クラウド型ファイルサーバーを導入したら、ランニングコストを定期的に確認して、必要以上に高額なコストが発生しないように管理が必要です。

セキュリティリスクがある

クラウド型ファイルサーバーは、インターネットなどのネットワークを介して企業のデータを社外で保管することになるため、セキュリティリスクにも注意が必要です。

クラウド環境のセキュリティにはクラウド事業者も十分な対策を行っています。
世界的企業が提供する「AWS」「Azure」「GCP」といったクラウドサービスでは、国際的なセキュリティ基準を満たすなど、常に最新のセキュリティ対策が取られています。

ただし、提供されたクラウド環境内のセキュリティは、利用する側の責任において対策を行う必要があります。クラウド事業者側が示した「利用者自身が守るべきセキュリティ範囲」をしっかり理解しておかないと、想定外のトラブルが起きてしまいます。

クラウドサービス側が行うセキュリティ対策と、自社が必要とするセキュリティ要件を明確にして、どこまで対応をするのかを決めていきましょう。

自社に最適なクラウド型ファイルサーバーの選び方

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ここまでは、クラウド型ファイルサーバーのメリットやデメリットを紹介しました。
では、実際にどんなものが自社に合うのか気になるところ。
ここからは、最適なクラウド型ファイルサーバーの選び方を紹介します。

  • ストレージ容量
  • 料金体系
  • 利用できる機能
  • サポート体制
  • セキュリティ
  • データ移行

検討する際に参考にしてみてください。

ストレージ容量

クラウド型ファイルサーバーの導入前に、社内のデータ容量を洗い出しておきましょう。
各クラウドベンダーや契約するプランによって、利用できるストレージ容量が異なります。
利用状況に適したストレージ容量のファイルサーバーを契約しないと「データを保存できない」「追加料金が発生する」などのトラブルが発生する可能性があります。

料金体系

クラウド型ファイルサーバーを導入するなら、料金体系の確認は重要です。導入すると毎月利用料がかかるため、複数のクラウドサービスの料金を比較して、自社の要件に沿ってコストと機能のバランスが取れたプランを選ぶようにしましょう。

毎月の利用人数や使用量の変動が少ない場合は「定額制」で、月ごとに変動する可能性があるなら「従量課金制」が適しています。
クラウドサービス各社で無料のクラウドストレージプランを用意しているケースもありますが、これは個人向けのサービスであることが多いです。企業で利用するには容量が少なかったり、機能面に不足があったりするので、法人利用の場合は、料金の安さだけで選ぶことは避けましょう。

利用できる機能

クラウド型ファイルサーバーを導入する際に、その機能の確認は欠かせません。クラウド事業者のサービスに応じて利用できる機能が異なるためです。自社で必要とする機能があるのか必ず確認しましょう。

ファイルサーバーは、会社全体の業務で利用される重要なシステムになります。業務の利便性や効率、生産性にも関わってきますので、あらかじめ自社の業務に必要な機能を洗い出して選ぶことが必須です。

サポート体制

サポート体制はクラウドベンダーごとに異なります。サポートが充実していると、不明点を聞きやすかったり、トラブル時の復旧を素早く対応してもらえたりします。クラウドベンダーによっては、サポート体制にもプランがあり、最低限のサポートとなる無料のものから有料のサポートまで、複数の選択肢が用意されています。
サポート体制を検討する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 導入時の相談ができる
  • 操作方法の相談ができる
  • 問い合わせ方法、受付時間、対応時間
  • トラブル時の作業方法、復旧の対応時間

よりきめ細やかなサポートを望む場合や、運用そのものをまるごと任せたい、といった場合は、各クラウドベンダーが認定するサービスパートナーに任せるのも1つの方法です。
情報システム担当者が兼務だったり、少数で運用を行っている場合は特に運用負荷の軽減に有効なので、必要に応じて検討することをおすすめします。

セキュリティ

クラウド型ファイルサーバーの活用では、データを社外のクラウドサーバーに保存するためセキュリティ対策の確認が必要です。
データの暗号化や利用者認証など、セキュリティ対策が充実しているサービスを選ぶと、情報漏えいなどの心配もなく安全に利用することができます。自社のセキュリティポリシーを満たすサービスを導入しましょう。

データ移行

オンプレミス型ファイルサーバーをクラウド化する場合、データ移行のしやすさも重要なポイントになります。データ移行がしやすければ、スムーズにサーバーの切り替えが可能です。
データ移行に関することはケースバイケースのことが多いので、詳細を知りたい場合には、クラウドベンダーや認定サービスパートナーに問い合わせてみましょう。

クラウド型ファイルサーバーのおすすめ一覧

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前項ではクラウド型ファイルサーバーの選び方を紹介しましたが、具体的にはどんなサービスを選べばいいのでしょうか。
国内外には数多くのサービスが存在しています。クラウド型ファイルサーバーの導入に迷われている方に向けて、主に法人向けを中心としたおすすめサービスを紹介します。

  • AWS
  • Box
  • DirectCloud
  • Fileforce
  • Box over VPN
  • Microsoft 365
  • セキュアSAMBA

順番に見ていきましょう。

※以下で紹介する情報は、記事掲載時点での情報です。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

AWS

AWSとは、米国のAmazon社が提供するクラウドサービス「Amazon Web Service」の略称です。AWSでは、主に仮想サーバーを構築するEC2をはじめ、ファイルサーバー構築のための便利な機能が多数あります。特にファイルサーバーで利用されることが多いWindows Serverにも対応しているのが利点です。
具体的には、以下のような機能でファイルサーバーを実現できます。

機能

概要

Amazon Simple Storage Service (S3)

大容量のデータ保存ができるストレージサービス

Amazon Elastic File System(EFS)

Amazon EC2で利用されるファイルストレージ

Amazon Elastic Block Store (EBS)

Amazon EC2で利用されるブロックストレージ

Amazon FSx for Windows File Server

Windows Server上に構築するフルマネージド型(運用代行サービス)の共有ファイルストレージ


豊富なストレージサービスの中から自社に最適なものを選びたい方にはAWSがおすすめです。
AWSはクラウドサービスプラットフォームの最大手で、世界中で多くの企業が導入している確かな実績があることもポイントです。
サービスの内容、拡張性、セキュリティ対策など、あらゆる面で信頼できるクラウドベンダーと言えます。

AWSの料金体系は従量課金となっており、利用時間やデータの通信量によって毎月の費用が変わります。無料利用枠や割引などもあるので注目しましょう。
利用にあたっては事前にランニングコストをシミュレーションして、目安をつかむことも可能です。

なお、弊社は、AWSのサービスパートナーに認定されており、AWSソリューションの設計構築から運用まで一貫して対応しています。事前にお見積もりを出すほか、請求代行にも対応。クラウド型ファイルサーバーの導入を検討している方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

Box

Boxは、米国のBox社が提供しているファイル共有サービスです。世界中の企業で利用されており、国内でも1万社以上の導入実績があります。

Boxは、1,500以上のアプリと統合できるのがメリットです。SlackやGoogle Workspaceなどのアプリと統合すると、Box上にさまざまなコンテンツを集約できます。
また、ビジネスプランは容量無制限でファイルを保管できるため、大量のデータでも容量を気にせず利用できます。

プラン

料金(税込)

ストレージ容量

Business Starter

605円/月(1ユーザーあたり)

100GB

Business

1,980円/月(1ユーザーあたり)

無制限

Business Plus

3,300円/月(1ユーザーあたり)

無制限

Enterprise

4,620円/月(1ユーザーあたり)

無制限

Enterprise Plus

要問い合わせ

無制限

DirectCloud

DirectCloudは、株式会社ダイレクトクラウドが提供する法人向けクラウド型ファイルサーバーです。導入企業数は1,700社以上 で、中小企業から大企業まで導入されています。ユーザー数が無制限で利用できるのがメリットです。企業の従業員数を問わず、さまざまな企業で活用できます。

また、DirectCloudはドラッグ&ドロップでファイル操作ができます。パソコン操作が苦手な方やオンプレミスから移行した方でも、スムーズに操作しやすくなっています。
DirectCloudでは、3拠点のデータセンターでデータを分散保存しているため、自然災害への対策が十分に取られているのも魅力です。

プラン

料金(税込)

ストレージ容量

Standard

33,000円/月

500GB

Advanced

55,000円/月

1TB

Business

99,000円/月

3TB

Premium

198,000円/月

10TB

Enterprise

330,000円/月

30TB

Fileforce

Fileforceは、ファイルフォース株式会社が提供するサービスです。ユーザー数無制限で、業種・業界と問わず3,000社以上 に導入されています。
エクスプローラーとWebブラウザのどちらでも使い分けられる機能があります。特にパソコンにインストールすれば、デスクトップから直接ファイル操作が可能です。オンプレミスから移行した方でも、従来のファイルサーバーと同様の操作感で利用できます。

また、ファイルサーバーの運用をそのままクラウド化することをコンセプトに開発。アクセス権限や情報管理ポリシー、構造フォルダなどを変更することなく、クラウドファイルサーバーの運用ができます。

プラン

料金(税込)

ストレージ容量

Small Business

990円/月(1ユーザーあたり)

10GB(1ユーザーあたり)

Unlimited-1

60,500円/月

1TB

Unlimited-3

107,800円/月

3TB

Unlimited-10

217,800円/月

10TB

Unlimited-30

363,000円/月

30TB

Enterprise

要問い合わせ

要問い合わせ

OneDrive (Microsoft 365)

OneDriveは、米国のMicrosoft社が提供するオフィスソフトウェアスイートであるMicrosoft 365に含まれているオンラインストレージサービスです。
OneDriveに保存したファイルは自分以外のユーザーと共有することもできるので、ファイルの受け渡しや共同作業がスムーズに行えるようになります。

また、必要なファイルをローカルに保存する設定を行うことで、インターネットに接続できないオフライン環境でも利用することが可能で、その場合にはインターネットに再接続した際に、自動的に同期処理が行われます。

プラン

料金(税込)

ストレージ容量

Microsoft 365 Business Basic

715円/月(1ユーザーあたり)

1TB(1ユーザーあたり)

Microsoft 365 Apps for business

990円/月(1ユーザーあたり)

1TB(1ユーザーあたり)

Microsoft 365 Business Standard

1,496円/月(1ユーザーあたり)

1TB(1ユーザーあたり)

Microsoft 365 Business Premium

2,629円/月(1ユーザーあたり)

1TB(1ユーザーあたり)

Microsoft 365 E3

4,301円/月(1ユーザーあたり)

要問い合わせ

Microsoft 365 E5

6,820円/月(1ユーザーあたり)

要問い合わせ

Microsoft 365 F3

957円/月(1ユーザーあたり)

要問い合わせ

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは、Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。中小企業を中心に4,000社以上 の企業に導入されています。
ユーザー数が無制限で利用でき、容量やオプションなど、利用者に最適なカスタマイズが可能です。自社の希望に沿った機能を組み合わせて利用できます。

また、営業担当・カスタマーサクセス担当・サポート担当が専任でサービスの導入前後のサポートに対応。不明点を解消した状態でサービスの導入を進められます。
「3ユーザーまで」「月5GB」までの制限がありますが、フリープランの提供も利用可能です。

プラン

料金(税込)

ストレージ容量

フリー

無料

5GB

スモール

16,500円/月

100GB

スタンダード

27,500円/月

300GB

ビジネス

38,500円/月

500GB

クラウド型ファイルサーバーを導入する流れ

クラウド型ファイルサーバーを検討する最初の1歩として、導入の流れを把握しておきましょう。
1つひとつの工程で、できるだけ明確な要件を定めることで、導入はもちろんその後の運用もスムーズに進むでしょう。

工程を進める中で不明な点や迷う場合は、サーバーのプロに相談することをおすすめします。

  • 導入の目的を明確にする
  • サービスの選定を行う
  • 契約・サービスを導入する
  • 運用を開始する

まとめ~クラウド型ファイルサーバーを活用しよう

クラウド型ファイルサーバーは、インターネットなどを通じて、各種ファイルの保管・管理・編集ができる法人向けのサービスです。
テレワークや働き方改革が進む昨今のビジネス環境で、利便性の向上や生産性のアップ、人材の有効活用などが可能になります。

また、機器調達のコストがかからず、スピーディーに導入できるほか、ファイルサーバーの運用コストの削減にもつながります。
より良いビジネス環境を目指して、自社に適したクラウド型ファイルサーバーの導入を検討してみてください。


<クラウド型ファイルサーバーの導入を検討中の企業のみなさまへ>

さまざまなメリットを持つクラウドファイルサーバーですが、導入のタイミングや進め方にお悩みを抱えていませんか? また、既存のファイルサーバーの入れ替えや、容量・運用体制の不安はありませんか?

20年以上サーバーの運用に携わり、かつ、データセンターも保有。
さらに、クラウドサービスプラットフォーム最大手であるAWSの認定資格を有する技術者が30名以上在籍する当社なら、クラウド型・オンプレミス型・併用のハイブリッド型、いずれも対応可能です。
御社に最適なファイルサーバーをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。

サービスについて詳しく知りたい方、
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