おすすめのCMS15選!失敗しない選び方や導入時の注意点を解説

2023.06.15(木)

  • Webシステム
おすすめのCMS15選!失敗しない選び方や導入時の注意点を解説

ホームページを制作、または、リニューアルしたい方のなかには、公開後の更新・運用を考えてCMS(Contents Management System)の利用を検討している方もいるでしょう。

CMSを利用すると、HTMLCSSなどに詳しくなくてもホームページを作成できたり、マーケティング機能によって集客がしやすくなったりします。

国内外でさまざまな種類のCMSが提供されていますが、その違いを押さえたうえで自社に適したものを選定したいところ。
そこで、本記事では、CMSなどのWebシステムを長年手掛ける当社が、CMSの種類・機能やおすすめのCMS、失敗しない選び方などを解説します。
今回おすすめするCMSを参考にして、最適なCMSを選びましょう。

CMSとは?主な種類は3つ

CMSとはContents Management Systemの略称で、Webサイトに掲載されているコンテンツ(画像やテキストなど)を管理するためのシステムです。
ホームページの制作に必要なHTMLCSSなどを使用しなくても、ホームページを作成でき、管理画面から手軽に更新・修正を行えます。

CMSには大きく分けて「オープンソース型」「パッケージ型」「クラウド型」3種類に分けられます。
この3種類のなかから自社に適したCMSを選ぶために、それぞれの特徴を把握しましょう。

オープンソース型

オープンソース型とは、ソフトウェアのソースコードが公開されているCMSを指します。ライセンスによりますが、無料で利用できるものが多く、コストを抑えてホームページを制作できます。

また、利用者がソースコードを自由にカスタマイズして活用できるのも特徴です。ソースコードを一から記述する必要がなく、オリジナルのホームページを制作しやすくなっています。

パッケージ型

パッケージ型は、ベンダーが開発したCMSのライセンスを購入し、自社サーバーにインストールして利用するCMSです。ビジネスシーンでの利用を想定した機能が実装されており、あらかじめ法人向けのホームページに必要な機能がパッケージ化されています。

また、パッケージ型はベンダーからのサポートを受けられるのも魅力です。CMS導入前後のサポートをはじめ、操作・運用方法などのレクチャー、マニュアルの提供などが受けられます。

初めてのCMS導入でも、サポートの下、課題や不明点を解決しながらホームページ制作を進められます。

クラウド型

クラウド型は自社サーバーを用意する必要がなく、インターネット環境を用意するだけで利用できるCMSです。サーバーの用意やライセンスのインストールが不要なことから、初期費用やランニングコストを抑えやすくなっています。

インターネットに接続できる環境さえあればサービスを利用できるため、導入までの期間を短縮できることも魅力です。そのため、素早くCMSを導入したい人に適しています。

また、システムのバージョン更新やセキュリティ対策などの管理をベンダー側が行っており、利用者が個別に対応する必要がありません。

CMSの機能

cmsosusume3.jpg

CMSにはホームページの制作や運用に役立つ機能が豊富にあります。導入後に効果的な活用ができるよう、あらかじめどんな機能があるのか把握しておきましょう。

CMSの代表的な機能は、以下のとおりです。

項目

内容

コンテンツ作成・編集

Webサイト上に掲載するコンテンツ(商品ページやブログ記事など)の作成・編集を簡単に行える機能。

ユーザー管理機能

コンテンツ作成にかかわるメンバーの権限やユーザー操作履歴の記録などができる機能。

レスポンシブ対応

パソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末によって、Webサイトのレイアウトを最適化する機能。

マーケティング機能

アクセス解析、SEO設定、SNS連携、メールマガジン配信、分析ツール連携などの機能。

CMSを導入するメリット、デメリット

続いて、CMSを導入するメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

CMSを導入するメリットは以下のとおりです。

  • 知識がなくても簡単に使用できる
  • コストを抑えたサイト運用が可能
  • SEO対策をすることができる

それぞれ参考にしてみてください。

知識がなくても簡単に使用できる

CMSはデザインテンプレートをもとに、テキストや画像などを挿入しながらホームページを制作できます。HTMLCSSを直接記述する必要がなく、専門知識がない人でも簡単に使用可能です。

また、CMSで機能を拡張したい場合は、プラグインと呼ばれる拡張機能を利用できるケースがあります。必要なプラグインをインストールするだけで、より便利な機能をホームページに実装できます。

コストを抑えたサイト運用が可能

オープンソース型のCMSを利用すると、ライセンス費用がかかりません。無料のプランもあり、レンタルサーバーとドメイン代のみでホームページを制作することも可能なため、初期費用・月額費用の削減が可能です。

SEO対策をすることができる

CMSで作成されたサイトは、内部構造がわかりやすいように設計されています。自力でHTMLCSSを記述するよりも、検索エンジンからの評価を受けやすく、SEOの効果が見込めます。SEOの知識が浅くても、検索結果の上位表示を狙えるでしょう。

デメリット

CMSを導入するデメリットは以下のとおりです。

  • セキュリティのリスクが高い
  • 最低限の操作は必要不可欠
  • バックアップをとる必要がある

それぞれ参考にしてみてください。

セキュリティリスクが高い

オープンソース型のCMSは、システムのソースコードが誰でも閲覧できる状態です。システムの脆弱性を発見しやすい状況にあるため、セキュリティ面での不安があります。

オープンソース型は、そのような脆弱性のリスクに自社でセキュリティ対策をする必要があり、適切な対策ができないと不正アクセスやサイバー攻撃を受ける可能性があります。CMSの導入と並行して、セキュリティ対策の検討も必ず行いましょう。

最低限の操作は必要不可欠

CMSは手軽にホームページを制作できますが、最低限の操作を覚える必要があります。操作を覚えるまでは、作業に時間がかかってしまうことに注意しましょう。

操作で不安なことがあるなら、サポート体制が充実したCMSを選択するか、Web制作会社に制作や運用、サポートを依頼するのも良いでしょう。

バックアップをとる必要がある

CMSで作成されたホームページのデータは、インターネット上に保管されています。ローカル(端末)にデータが残っていないため、バックアップをとる必要があります。
バックアップデータがないと、万が一トラブルが発生した際にデータを復旧できません。

CMSを導入するなら、定期的にホームページのバックアップを取得しましょう。

オープンソース型のおすすめCMS

cmsosusume6.jpg

オープンソース型でおすすめのCMSを紹介します。

※以下より紹介する製品情報は記事公開時点のものです。最新の情報は各製品の公式サイトにてご確認ください。

WordPress

WordPressは世界中のWebサイトの43%に使われており、高いシェア率を誇るオープンソース型の代表的なCMSです。

デザインテンプレートを利用すれば専門知識なしでホームページを制作できます。さらにHTMLPHPの知識があるとカスタマイズも可能です。そのため、幅広い人が利用しやすいCMSとなっています。

また、55,000個以上のプラグインが備わっているのも利点です。機能の拡張性に優れており、工数をかけなくても本格的なホームページを制作できます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

無料プラン
パーソナル:月額500円
プレミアム:月額900円
ビジネス:月額2,900円
eコマース:月額5,200円

サポート内容

無料プラン:コミュニティ、ドキュメント
有料プラン:メール、ライブチャット

無料トライアル

無料プラン有

主な機能

ユーザー管理、動画の埋め込み、複数サイトの一括管理、
会員制サイトの作成など

Drupal

Drupalは、WordPressと同様に世界中で利用されているCMSです。大企業をはじめ、政府機関、大学など幅広く利用されています。

Drupalの特徴は、標準で多言語に対応している点です。100近くの言語に対応しており、サイト内のあらゆるコンテンツ・要素を翻訳できます。

また、セキュリティに優れているのも特徴です。専門のセキュリティチームがシステムの状況を常に監視しており、脆弱性の調査・解決・ドキュメントの提供などがされています。

>>公式サイト(英語)

項目

内容

料金

無料

サポート内容

要問い合わせ

無料トライアル

無料プラン有

主な機能

SNS連携、会員管理、プロフィール管理、コンテンツ管理、
多言語対応、デザインテーマ、モジュール管理など

baserCMS

baserCMSは、オープンソース型の国産CMSです。

日本人に向けて開発されたシステムであり、マニュアルやソースコードのコメントで日本語を標準にしています。海外産のオープンソースは英語で書かれていますが、baserCMSは日本語ベースなので、より分かりやすく翻訳も不要なのがポイントです。

また、充実したサポート体制も特徴です。ユーザーマニュアルの提供、メール問い合わせ、ユーザー同士の課題の解決などがあります。自社の不明点や課題などのサポートを受けながら、ホームページ制作を進められます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

無料

サポート内容

ユーザーマニュアル、メール問い合わせ、コミュニティ

無料トライアル

無料プラン有

主な機能

ブログ、メールフォーム、ユーザー管理、コンテンツ管理、サブサイト管理など

EC-CUBE

EC-CUBEは、ECサイト構築に特化した国産のオープンソース型CMSです。

小規模から大規模まで幅広いECサイトで利用されています。EC-CUBEでは基本機能とプラグインで、顧客管理・在庫管理・決済などECサイトに必要な機能が豊富に備わっているため、本格的なECサイトを制作できます。

ECのデザインテンプレートも充実しており、商材やブランドに合わせて最適なものを設定可能です。

>>公式サイト

項目

内容

料金

Standardプラン:初期70,000円、月額49,800〜84,800
※販売額にて変動
Liteプラン:初期0円、月額6,800
※販売額にて変動

サポート内容

開発者情報の提供、開発コミュニティ、FAQページ、
公式構築相談サポートなど

無料トライアル

無料プラン有

主な機能

ショッピングカート機能、会員機能、お気に入り機能、
商品管理機能、受注管理機能、顧客管理機能など

concrete5

concrete5は、海外産のオープンソース型CMSです。

concrete5の特徴は操作性に優れている点です。ドラッグ&ドロップでページの入れ替えや、コンテンツの配置が可能です。直感的に操作できるため、パソコン操作に慣れていない人でも安心できるでしょう。

また有償になりますが、導入や運用のサポートも受けられます。プロによるサポートを受けられると、CMSの導入前後の課題を解決しやすくなります。

>>公式サイト

項目

内容

料金

無料

サポート内容

サポートフォーラム、有償サポート、チュートリアル動画

無料トライアル

無料プラン有

主な機能

コンテンツ管理、多言語サイト作成機能、SNS連携機能、
マーケティング機能、ユーザー管理機能、コミュニティ機能など

パッケージ型のおすすめCMS

cmsosusume2.jpg

パッケージ型でおすすめのCMSを紹介します。

Movable Type

Movable Typeは、東京都に本社を置くシックス・アパート株式会社によるパッケージ型CMSです。国内5万サイト以上に導入されており、個人向けの小規模サイトから、法人向けの大規模サイトまで幅広い用途で利用されています。

Movable Typeはパッケージ型CMSですが、Movable Type.netとしてクラウド型CMSとしての提供も行われています。そのため、企業の用途に応じて適切なプランを導入可能です。

セキュリティ面にも優れており、細かな権限設定や不正ログインに対するアカウントロックなどの機能があります。
また、全国に「ProNet」という、Movable Typeの実績豊富なサポート企業のネットワークを持っているので、地域の企業に構築・運用を依頼することもできます。

>>公式サイト
>>全国のProNet一覧

項目

内容

料金

【ソフトウェア版】
1サーバー・無制限ユーザー:99,000円
年間メンテナンス:33,000円
【クラウド版】
月額5,500円〜

サポート内容

テクニカルサポート、マニュアル、Q&A、
開発者ポータル、プラグインディレクトリ

無料トライアル

有(1カ月間)

主な機能

ブログ、独自のテンプレートタグ、コンテンツ管理など

CS-Cart

CS-CartECに特化したパッケージ型CMSです。5万サイト以上の導入実績があり、数多くの企業で利用されています。

CS-Cartの特徴は「モール版」「マーケットプレイス版」「スタンダード版(多機能ECサイト)」の用途別に3種類のCMSが提供されている点です。ECサイトの目的に合わせて、適したものを選びやすくなっています。

また、対応言語が27言語で、多言語・多通貨に対応しているため越境ECとしての活用もできます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

スタンダード版:227,700円
マーケットプレイス版:575,190円
モール版:1,490,000円

サポート内容

テクニカルサポート、開発者ドキュメント

無料トライアル

有(30日間)

主な機能

デザイン機能、スマートフォン対応、商品ページ、会員機能、コンテンツ管理など

CMS ALAYA

CMS ALAYAは国産のパッケージ型CMSです。

CMS ALAYAの特徴は、セキュリティ面に優れている点です。最新ミドルウェア対応・外部攻撃への対応・改ざん対策・アプリケーションの脆弱性対策など、さまざまなセキュリティ対策がされています。

また、Webサイトの品質を維持する機能が充実しているのも特徴です。利用禁止語の辞書登録・チェック、用語の置き換え・統一、リンク切れ検出・通知などのさまざまな機能を利用できます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

エントリーエディション:要問い合わせ
プライマリエディション:要問い合わせ
エンタープライズエディション:
要問い合わせ

サポート内容

Q&Aサポート窓口、導入・運用サポート

無料トライアル

要問い合わせ

主な機能

コンテンツ作成機能、制御・チェック機能、
承認・ワークフロー機能、コンテンツ公開機能など

NOREN

NORENは官公庁や大企業への導入実績があるCMSです。750社以上のサイトに導入されています。

NORENの特徴は使いやすさに優れている点です。製品を導入している企業の87%が自社でサイト運営をしています。

また、導入後の運用サポートも充実しています。専任サポート体制を整えており、自社の環境に詳しいスタッフが対応するため、スムーズなサポートが可能です。

>>公式サイト

項目

内容

料金

1,000ページ規模のサイト:1,500万円~
3,000ページ以上のサイト:4,000万円~

サポート内容

サポートセンター、ユーザー会、セミナー

無料トライアル

要問い合わせ

主な機能

コンテンツ作成・配信、多段階承認、アクセス管理、
ビジネスロジック、多言語対応など

HeartCore

HeartCoreは国内650社以上への導入実績があるCMSです。

HeartCore他システムとの連携がしやすくなっています。インフラネットではLDAPOpenIDと連携する認証、SNSECシステムなどとの連携が可能です。

また、既存サイトからの移行性にも優れています。Zipアップロード機能を利用すると、既存コンテンツを一括で移行できます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

要問い合わせ

サポート内容

導入サポート、保守レポート、対象者別トレーニング

無料トライアル

要問い合わせ

主な機能

コンテンツ管理、ワークフロー設定、編集画面のカスタマイズ、
自動翻訳機能、マーケティング機能など

クラウド型のおすすめCMS

cmsosusume5.jpg

クラウド型でおすすめのCMSを紹介します。

MovableType.net

MovableType.netはサーバー不要なクラウド型CMSで、フルカスタマイズ可能な本格CMSを手軽に低価格で利用できるところが特長です。

スマートフォン対応のデザインテーマをベースにしてカスタマイズを行うほか、完全オリジナルのサイト構築まで幅広く対応できます。
企業サイトには欠かせない「問い合わせフォーム機能」や「ワークフロー機能」をはじめとする便利な機能を搭載しているのもポイントです。

構築後のメンテンス作業のほとんどをシステム側に任せることができるので、企業の管理面の負担を最小限にし、本来注力すべきコンテンツの更新・拡充にリソースを使うことができます。

パッケージ型CMS「MovableType」同様、安全性に力を入れているのもポイントです。サーバー監視、高負荷対策、脆弱性対応など、継続して安全にWebサイトを運用できるよう、対策を行っています。

>>公式サイト

項目

内容

料金

ライト:月額2,750円
スタンダード:月額4,950円
プロ:月額8,250円
アドバンス50:月額16,500円
アドバンス100:月額33,000円
アドバンス250:月額82,500円

サポート内容

テクニカルサポート、マニュアル、活用ブログ

無料トライアル

無料トライアル有(14日間)

主な機能

スマートフォン対応、ネットショップ、SNS連携、ブログ、SEO、アクセス解析など

Wix

Wixは世界190カ国で2億人以上に選ばれているCMSです。

Wixの特徴はデザインテンプレートの豊富さです。800以上のテンプレートが提供されており、幅広い選択肢のなかから自社に適したものを利用できます。

また、AIを使った自動作成ツールも特徴です。簡単な質問に回答するだけで、AIが最適なコンテンツを自動で生成し、ホームページを作成できます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

【ホームページプラン】
ベーシック:月額900円
アドバンス:月額1,500円
VIP:月額2,700円
【ビジネス・Eコマースプラン】
ビジネス:月額1,800円
ビジネスプラン:月額2,700円
ビジネスVIP:3,800円
【エンタープライズプラン】
要問い合わせ

サポート内容

24時間カスタマーケア(日本語)、ヘルプセンター

無料トライアル

基本機能のみ無料で利用可能

主な機能

サイト編集、ブログ、ネットショップ、予約システム、SEOツールなど

ペライチ

ペライチは無料から利用できるCMSです。1ページまでなら無料のため、LP(ランディングページ)や縦長のサイトに適しています。

ペライチを利用すると塾、サロン、飲食・小売などあらゆる業種に対応したホームページを作成できます。決済や予約システムとの連携ができるため、実店舗運営の集客の強化が可能です。

>>公式サイト

項目

内容

料金

スタートプラン:無料
ライトプラン:月額1,465円~
レギュラープラン:月額2,950円~
ビジネスプラン:月額3,940円~
プロフェッショナルプラン:月額6,910円~

サポート内容

使い方動画、解説記事、ヘルプページ、メール問い合わせ、
オンライン自習室、ページ添削など

無料トライアル

無料プラン有、プロフェッショナルプランは1カ月間のお試し利用が可能

主な機能

SNS連携、決済、メルマガ配信、予約システム、フォーム設置など

Blue Monkey

Blue Monkeyは中小企業での利用を前提に開発されたCMSです。中小企業をはじめ2,000社以上に導入されています。

Blue Monkeyの特徴は法人向け機能が揃っている点です。ワークフロー・ユーザー管理・ログ管理などの機能を利用できます。

また、Blue Monkeyを活用したWeb制作サービスも依頼可能です。BtoB集客やリード獲得などに効果的Webサイトを作れます。

>>公式サイト

項目

内容

料金

CMS BlueMonkey S:月額36,000円
CMS BlueMonkey SS:月額60,000円
CMS BlueMonkey専用スタンダード:84,000円
CMS BlueMonkeyハイエンド:144,000円

サポート内容

電話・メールサポート、専任サポートなど

無料トライアル

主な機能

管理機能、メディア機能、法人向け機能、アクセス解析、SEO設定など

はてなブログMedia

はてなブログMediaオウンドメディアの制作・運営に特化したCMSです。

はてなブログMediaの特徴は、SEOに優れている点です。最新のSEO状況にあわせてシステムの機能が自動アップデートされるため、最適な対策ができます。

また、編集支援サービスを利用すると、オウンドメディアを成功に導くノウハウを持った編集者の支援を受けられます。戦略的な企画・編集力の支援で、成果につながるコンテンツを制作可能です。

>>公式サイト

項目

内容

料金

要問い合わせ

サポート内容

編集支援サービス、導入前サポート、運用サポート、ユーザー会

無料トライアル

有(2週間)

主な機能

複数人編集、下書きプレビュー共有など

CMSの選び方とは?比較するポイントを紹介

cmsosusume4.jpg

ここまでは、種類別におすすめのCMSを紹介しました。ここからは、失敗しないCMSの選び方を解説します。
自社に最適なCMSの導入のために、最後までチェックしてください。

  • 料金プラン
  • 必要な機能
  • 導入形態
  • サポート体制

順番に見ていきましょう。

料金プラン

CMSは無料と有料に分けられており、選定するものによって料金が異なります。あらかじめ初期費用と月額費用にかける予算の上限を想定しておきましょう。

費用を抑えるならオープンソース型、費用がかかっても充実したサポートを受けるならパッケージ型・クラウド型が適しています。

必要な機能

CMSを選ぶ際は、自社の目的に応じて必要な機能が利用できるか確認しましょう。利用したい機能が搭載されているCMSを選ぶと、満足のいくホームページを制作可能です。

機能のカスタマイズを重視するならオープンソース型・パッケージ型、カスタマイズにこだわらない場合はクラウド型が適しています。

導入形態

CMSの導入形態は「オンプレミス」「クラウド」の2種類に分けられます。

オンプレミスは自社サーバーを用意するため導入までに時間がかかりますが、クラウドはインターネット環境があればすぐに導入可能です。

サポート体制

CMSを提供する会社によってサポート体制は異なります。自社のみでCMSの導入や運用をすることが不安なら、充実したサポートが受けられるCMSを選びましょう。

特にオープンソース型を選んだ場合、ベンダーのサポートが受けられないケースが多いため注意が必要です。
それぞれのCMSに精通したWeb制作会社に、CMSを含むホームページ制作やその後の運用を依頼するのも一つの方法です。

CMSを導入する際の注意点

最後にCMSを導入する注意点を把握しておくと、導入や運用でのトラブルを未然に防止できます。

  • 専門知識が必要なケースがある
  • 運用体制を整えておく
  • セキュリティ対策

それぞれ見ていきましょう。

専門知識が必要なケースがある

CMSは専門知識を利用しなくてもホームページを制作できます。しかし、場合によっては専門知識が必要なることに注意しましょう。

また、既存サイトをCMSに移行する場合、移行作業に専門知識が必要です。知識・スキルがない状態で移行を進めると、移行ができなかったり、予想以上の時間がかかる可能性があります。

自社のみでCMSの利用が難しそうなら、Web制作会社へ委託することを検討しましょう。

運用体制を整えておく

CMSの導入前に運用体制を整えておくと、ホームページ公開後の運用をスムーズに開始でき、更新や運用を効率的に行うことができます。

自社だけで運用が難しい場合は、Web制作会社に委託しましょう。希望により、専門家がCMSの使い方マニュアルを用意してくれたり、導入時のレクチャーなどのサポートを受けられるケースもあるため、トラブルなく安心した運用ができます。

セキュリティ対策

CMSを導入する際には、システムの脆弱性からサイバー攻撃の被害に遭うことがないように、セキュリティ対策にも注意しましょう。
セキュリティの観点から言うと、オープンソース型のCMSはその特性から、こまめな情報収集とアップデート対応などの必要があると言えます。
プラグインを入れている場合は、採用前にその安全性の確認やアップデート対応も適宜必要になります。

このような対応は、セキュリティ対策の知識がある専門家が対応するのが望ましいでしょう。
自社で対応が難しい場合は、セキュリティ対策に強いWeb制作会社に相談するのがおすすめです。

まとめ~CMSでホームページをもっと便利に活用しよう~

近年ますますホームページによる情報発信が一般的になり、その重要性は高まる一方です。
そんななか、自分たちで簡単に素早くWebサイトを更新・修正し、便利な機能を追加して、事業活動を活発にしたいと考える企業の方々がどんどん増えています。

CMSを導入することで、そのような希望を実現することができます。

本記事では、おすすめCMSを「オープンソース型」「パッケージ型」「クラウド型」の3種類に分けて紹介しました。
CMSごとの特徴を理解し、比較したうえで自社に適したものを選びましょう。

ただし、CMSを導入・運用するためには専門的な知識が必要なケースも多いので、Web制作会社などに依頼すると安心です。
Web制作会社に依頼する場合も、基礎知識として本記事のおすすめCMSや選び方のポイントを参考にしてみてください。


<CMSの導入を検討中の企業のみなさまへ>

ホームページを「もっと簡単に、タイムリーに更新したい」「便利な機能を入れたい」といったご要望はありませんか?

グローバルネットコアは、CMSをはじめとするWebシステム開発・Webサイト制作といったWebソリューションの構築・導入から運用・保守・セキュリティ対策までトータルサポートしています。

CMSを導入する際には、お客様のホームページ運用に最適なCMSをご提案。さらに導入後は、希望に応じ、使い方マニュアルの作成使い方のレクチャーの時間を設けるなど、専門知識がない場合も丁寧に対応しますので安心してお任せください。

些細なことでも、漠然とした課題感でも、Webシステムやサイトに関するお悩みは、当社へお気軽にご相談ください。

サービスについて詳しく知りたい方、
ITソリューションの導入でお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。

SHARE

CONTACT USサービスに関するお問い合わせ・
お見積もり依頼・ご相談など

お問い合わせの前に...
よくいただくご質問・ご相談をまとめました

よくある質問

管理画面や各種マニュアル、
メンテナンス・障害情報などはこちら

お客様サポート