システム化で負担軽減 調査データを常時提供
⼀般財団法⼈ ⽇本環境衛⽣センター アジア⼤気汚染研究センター 様
導入サービス : Webシステム開発
課題 : 調査データの依頼受付から提供までの業務負担、リードタイムの削減
⼀般財団法⼈ ⽇本環境衛⽣センター アジア⼤気汚染研究センター 様
[ 事業内容 ]大気汚染、酸性雨に関する調査と研究、情報提供
国境を越えた地球規模の環境問題である大気汚染と酸性雨。北米やヨーロッパ地域での取り組みに呼応し、東アジア地域におけるこれらの問題に取り組む組織として「東アジア酸性雨モニリングネットワーク(EANET)」が発足。その活動の推進役を担うのがアジア大気汚染研究センター様です。環境問題への調査、研究などの事業を行う組織のシステム化で、グローバルネットコアはどのような役割を果たしたのでしょうか?
※掲載内容は取材当時のものです。
課題
調査した大気環境データをスムーズにユーザーへ提供したい
- 大気汚染・酸性雨問題を扱う研究者への調査データ提供を円滑に行いたい
- 情報提供にあたり、利用目的やユーザー情報の確認を行う必要も
- 調査データをデータベース化して、情報提供を素早くしたい
理由
課題を的確にクリアする問題解決力。保守対応もあり安心
- 担当者の負担を軽減できるシステム化の提案
- ユーザーにとってもメリットが大きく、分かりやすいシステムだった
- サーバーの用意やシステム保守メニューもあり、稼働後も安心だった
成果・効果
システム化により情報提供に関する負担が大幅軽減
- 都度メールでやり取りしていた作業が最小限に
- 事前のユーザー登録で、任意のタイミングでのデータ取得が可能に
- 調査データのデータベース化で、常に最新の情報を提供
導入後の成果・効果
システム化により情報提供に関する負担が大幅軽減
東アジア地域の大気汚染・酸性雨モニタリングと研究に関する中心的な役割を担い、大気汚染の改善、解決に向けて、国内外の関係機関、政府・自治体と連携し、多岐にわたる事業を行うアジア大気汚染研究センター様。調査研究や関係者への情報提供を行う上で、調査データの取得希望を受け付けてから提供するまでの作業負担と、タイムラグにお悩みでした。
情報提供の依頼をメールで受信し、一つひとつ対応していた作業を、事前のユーザー登録化で軽減。ユーザー登録にあたっては、スパム対策機能を実装し、不正な申請を防ぐ工夫も。また、調査結果をデータベース化することにより、これまで都度行っていた調査データの加工が不要になるとともに、最新のデータは、登録済みのユーザーであれば専用サイトからいつでも自由にダウンロードが可能になりました。
情報提供の依頼受付から提供データの整理、常時データが取得できる一連の仕組みを構築し、環境問題に取り組む組織と、調査データを活用する研究者のみなさんの利便性の向上に、グローバルネットコアが一役買っています。