自社サーバー?ホスティング?クラウド?最適なサーバーが分かる!

2021.08.24(火)

  • ITインフラ
自社サーバー?ホスティング?クラウド?最適なサーバーが分かる!

いろいろな種類があるサーバー

パソコン、スマートフォンなどのデバイスから要求されたリクエストにデータを返す役割を果たしているのがサーバーです。Webサイトの表示はもちろん、動画再生やメール、アプリケーションの動作などにもサーバーは大きく関わっています。
例えば、ホームページやメールの送受信を行うためには、以下のようなさまざまな種類のサーバーが必要になります。

必要なサーバーの一例

■Webサーバー

HTMLファイルやCSSファイル、画像ファイルなど、ホームページのデータを格納し、表示させるために必要なサーバー

■メールサーバー

メールの送受信に必要なサーバー。受信サーバー(POPサーバー)と送信サーバー(SMTPサーバー)があります。

■FTPサーバー

Webサーバー等にファイルの送受信ができるサーバー。ホームページの制作や更新時に、アプリケーションを使って最新のデータをアップすることができます。

■DNSサーバー

インターネットで接続されているサーバーのIPアドレスをユーザーが識別しやすいように、ドメイン名(www.example.co.jpなど)に変換してくれる。


こういった機能を持つサーバーは、どのように用意したらいいのでしょうか?

用途によって最適なサーバーをセレクト

サーバーはいろいろな方法で持つことができますが、使用用途はもちろん、コストや稼働後の運用なども考えてからセレクトを。大きく分けると自分たちでサーバーを保有するか、しないかでどのようなサーバーを選ぶか決まってきます。また、物理サーバーかクラウド利用どちらにするかもポイントになります。

サーバー導入の種類

■自社サーバー

自社で必要な種類の物理サーバーを購入し、管理する方法で、オンプレミスとも呼ばれます。本体購入費や環境構築の手間が掛かるほか、自社内にサーバー用のスペースを確保する必要があります。スペースが用意できない場合は、「ハウジングサービス」を利用してデータセンター内に設置する場所を借りるケースも。
サーバー本体のスペックや環境にこだわりがあり、自社で対応できる費用と技術力がある場合に

■ホスティングサーバー

ホスティングサーバー事業を行っている事業者と契約し、サーバーを借りる方法。レンタルサーバーと呼ばれることも。本体購入費は掛からず、安価な月額費用で24時間365日の監視体制が提供される。ただし、共用サーバーは自由度が低いなどのデメリットがある。
小規模サイトでコストを抑えたいケースに最適。安定稼働のためのサポートもチェック

■VPSサーバー

ホスティングサーバーの一種で、仮想化技術を利用し1つのサーバーを理論的に分割したサーバー。割り当てられた仮想サーバーには独立性があるため、共用サーバーより自由に構成でき、他の影響を受けにくいところが特長。
中規模サイトで機能やスペックとコストのバランスを取りたい場合に

■クラウドサーバー

インターネットを経由して、クラウド上にあるサーバーを利用するスタイル。初期投資がなく、システムの状況に応じてサーバーのリソースを柔軟に変更できるのが一番のメリット。従量課金制が多い点もポイントです。
大規模サイトでアクセス負荷が高く、サーバー拡張の可能性があるなら注目を


まとめ

近年は、物理サーバーからクラウドサーバーへの移行を行う企業も増え、また、今後に向けてクラウド化を検討をする企業も多くなってきており、選択肢がどんどん増えてきています。
サーバー提供事業者が独自の工夫を凝らして提供するプランもチェックして、どのようなスタイルのサーバーにするかを検討してみましょう。

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