リニューアルで「見やすく、更新しやすく、応募しやすく」を実現

全国高等学校パソコンコンクール実行委員会 様

導入サービス : AWSホスティングサービス/Webサイト制作/Webシステム開発
課題 : 公式サイトのスマートフォン対応、更新作業を容易にしたい

全国高等学校パソコンコンクール実行委員会

全国高等学校パソコンコンクール実行委員会 様

[ 事業内容 ]日本で最初のコンピュータ理工学専門の大学である会津大学内に実行委員会事務局を置き、「全国高等学校パソコンコンクール」を運営。
[ ご担当者 ]全国高等学校パソコンコンクール実行委員会事務局様

全国の高校生と高等専門学校生がプログラミング能力や情報処理技術におけるアイデアや表現力を競う全国大会である「パソコン甲子園」を通じて、情報化社会を支える人材の裾野を広げることを目指している。

2022年で記念すべき20回目の開催を迎えた「全国高等学校パソコンコンクール」、通称「パソコン甲子園」。コンピュータ理工学が専門の会津大学などによって主催・運営されるこの大会では、沖縄から北海道まで、全国の高校生・専門学校生のべ約29,000人以上が知識や技術、アイディアを競い合います。数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、育成を助け、選手・教育者同士の国際交流を図ることを目的とした「情報オリンピック」の国内・国際大会に出場する強豪校も「パソコン甲子園」に参加し、レベルは年々上がる一方。20周年の記念大会を機に、ホームページの大幅リニューアルを行いました。同時に、大会の規模拡大にあわせて運用面の向上も求められました。
※掲載内容は取材当時のものです ※記事中の写真は撮影時のみマスクを外しています

導入前の
課題

デザインの一新と更新のしやすさを求めて

  • CMSを導入して、より簡単かつ正確にWebサイトを更新したい
  • レスポンシブデザインを導入して高校生が利用しやすく
  • アクセス集中時でもダウンせず、かつ余分な費用は抑えたい
選んだ
理由

サーバー、システム、コンテンツをワンストップで提供

  • ポスターやチラシとも連動する、洗練されたWebデザイン
  • ドキュメントを扱うような感覚で、簡単にHPの更新ができる
  • アクセス状況に応じて柔軟に容量を変えられるクラウドサーバー
導入後の
成果・効果

受付作業が大幅に軽減され、応募者も使いやすく

  • 属人的な運用に頼ることなく、誰でもWebサイトの更新ができる
  • メールフォームの導入で応募者も使いやすく応募受付作業も軽減
  • サイトのアクセス量に応じて、柔軟に拡大・縮小できるAWSサーバー

導入前の課題
デザインの一新と更新のしやすさを求めて

デザインの一新と更新のしやすさを求めて

記念すべき20回目を迎えた「パソコン甲子園」。会津大学などが中心となって主催・運営するこのイベントは、回数を重ねるにつれ参加者数も増加。そこで20回目の大会を機に、サイトの大幅リニューアルを行うこととしました。

これまでのホームページは更新する際にある程度HTMLのコード記述も必要で、知識の習得が必要なうえ、1つひとつ手作業で更新していたため更新もれやリンク切れなども起きていたそうです。デザイン面ではスマートフォンでの表示にも対応しておらず、サイトに訪れる高校生にも優しい作りではありませんでした。リニューアルに際しては、誰もが簡単に更新できるCMS(Contents Management System)と、デバイスの画面サイズに応じて表示を最適化するレスポンシブデザインの導入が必須となりました。

また「パソコン甲子園」は、参加チームの応募受付をリニューアルした公式サイトで行うほか、プログラミング部門の競技の予選は公式サイトを格納しているサーバーを介して行われます。参加チームは600チーム以上。応募受付時や競技の際、一時的に増大するトラフィックに対し、どう対応するかもポイントとなりました。

選んだ理由
サーバー、システム、コンテンツをワンストップで提供

サーバー、システム、コンテンツをワンストップで提供

サイトリニューアルの受注の決定はプロポーザル方式で行われました。グローバルネットコアは、リニューアル後のサイトのトップ画面に同大会の「いちまいの絵CG部門」で前年度に入賞した選手の作品を大きく掲載し、大会とWebサイトの一体感や高校生のみずみずしい感性を表現したデザインを提案。大会ポスターやチラシとも連動したデザインが高く評価されました。

また、CMSはセキュリティ面でも評価の高い、シックス・アパート社が開発・提供する「Movable Type」を採用し、更新作業が簡単にできる仕組みを取り入れました。

サーバーはグローバルネットコアの「AWSホスティングサービス」を提案。従量課金での提供となるAWSサーバーを「S」「M」「L」の3つの定額制で利用できるプランで、アクセスが比較的少ない時は安価な「Sプラン」、大会申し込みのピーク時や大会時には十分な容量の「Lプラン」と、月ごとに選べ、変動するトラフィックにも柔軟に対応できる仕様に。

加えて、応募の受付にはメールフォームと応募内容をデータベース化して管理できるシステムを提案。応募の情報は自動的に蓄積され、複数の管理者で確認できるので事務作業の軽減と分担による負荷軽減につながります。このメールフォームに関しては、ご担当者様とやりとりする中で、現場の様子をお聞きして追加提案したものです。

これらの提案内容や、会津大学の各種サイトの制作やサーバー運用などを行ってきた過去の実績も評価され、最終的にグローバルネットコアが選ばれることになりました。

導入後の成果・効果
受付作業が大幅に軽減され、応募者も使いやすく

受付作業が大幅に軽減され、応募者も使いやすく

制作の過程を振り返り、ご担当者様はこう語ります。「ページの構造、階層、情報の置き方についてはかなり相談させてもらいました。具体的には、高校生たちがスマホで見ることを想定して、一つの競技部門が一つの階層で見られるように要望しました。グローバルネットコアの担当の方は常にこちらの期待以上のものを返してくれたし、細かい注文にも応えてくれました。CMSに関してはマニュアルまで作ってもらったので、担当者が変更になっても継続的にWebサイトの運営できます」。

そして、取材時点で一番効果を実感しているのがメールフォームの導入です。「これまで参加申込書は郵送やメールの添付ファイルで送ってもらっていました。それが今回のリニューアルでメールフォームから申し込めるようになりました。ちょっとした工夫かもしれませんが、これで受付後に応募者の情報を手入力する作業がなくなり、参加者へ応募受付をした旨も自動で返せるようになりました。どこの学校から何チームの応募があったかも、管理画面から一目瞭然。ありがちな入力ミスや間違いもなくなりました」(ご担当者様)。

取材時点では、大会の応募受付が始まったばかりで、今回、新しく導入したAWSサーバーの評価はこれからというところ。アクセス集中時のサーバー対策に関しては、過去のトラフィックデータを分析して、最適なサーバープランを提供します。アクセスが集中するタイミングでは状況を注意深く見守り、万が一の際にも対応できるよう準備を怠りません。グローバルネットコアはこれからも「パソコン甲子園」の発展を祈りつつ、Webサイト制作、CMS構築、サーバー運用までワンストップで対応して参ります。

早くもリニューアルの効果を実感できています!

ご担当者様のコメント
早くもリニューアルの効果を実感できています!

「まだ運用して間もないのですが、以前より間違いなく楽になりました。この前、大会の新キャラの愛称を募集してみたのですが、予想を超える応募がありました。メールフォームのおかげで、応募がしやすくなったからだと考えています。今やプログラミングは学校教育にも組み込まれ、今後興味を持つ人たちも増えてくると思います。今回のリニューアルで、応募者が増加しても安定した大会運営が行えることを期待しています」
(写真はパソコン甲子園の公式キャラクター)

ご担当者様 全国高等学校バソコンコンクール実行委員会事務局 様

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